研究課題
基盤研究(C)
TREX2複合体構成分子GANPの欠損によりマウス乳癌が自然発症することを明らかにした。ヒト乳癌発症にGANPの機能不全が関与するのかを明らかにする目的で、ganp遺伝子多型(SNPs)を複数同定し、これらが連鎖平衡の関係にあることを示した。乳癌患者と非がん対照者との症例対照研究で、ganp SNPsは乳癌発症に予防的に関わり、またこれらのSNPsを有する群は正常アレルの群と比較して予後良好で、ヒト乳癌発症と悪性進展に関わる可能性がある。ヒト乳癌検体でganp mRNAを解析したところHATドメインを欠失するスプライシング異常を認め、乳癌発症にはGANPのHAT活性が関わる可能性が示唆された。
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すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (4件) (うち国際共著 2件、 査読あり 4件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (9件) (うち国際学会 2件)
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巻: 印刷中
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