研究課題/領域番号 |
15K10090
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
尾山 勝信 金沢大学, 附属病院, 助教 (70460350)
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研究分担者 |
伏田 幸夫 金沢大学, 医学系, 准教授 (10301194)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 食道発癌 / 炎症発癌 / ラットモデル / LOX / Lipoxygenase |
研究成果の概要 |
バレット上皮発生率はコントロール群;94%、プランルカスト群;69%、食道腺癌発生率はコントロール群;69%、プランルカスト群;15%、いずれもプランルカスト投与で有意に抑制された。組織増殖活性はプランルカスト投与で抑制され、アポトーシス増加した。浸潤マクロファージはプランルカスト群で減少していた。 プランルカスト投与により、バレット上皮・食道腺癌の発生が抑制された。LOX阻害により消化液逆流に伴う慢性的な炎症状態を抑制することが、発癌抑制につながったと考えられる。炎症細胞の中でも特にマクロファージの浸潤が抑制されていた。マクロファージによる過剰な組織増殖刺激が発癌要因の一つと考えられた。
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