研究課題/領域番号 |
15K10102
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
武田 茂 山口大学, 大学院医学系研究科, 講師 (50403671)
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研究分担者 |
吉野 茂文 山口大学, 医学部附属病院, 准教授 (60294633)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 食道癌 / 化学療法 / 消化管毒性 / Diamine Oxidase / 遺伝子多型 / DAO活性 |
研究成果の概要 |
食道癌の化学療法では消化管毒性は患者のQOLを低下させ大きな問題点となる。今回化学療法の消化管毒性とDAOの遺伝子多型の関連性について検討を行った。食道癌化学療法患者115例を対象に投与前の血清におけるDAO遺伝子多型を解析したところ、消化管毒性はThr16Met のC/Tで少なくHis645AspのC/Gで高頻度に認め、遺伝子多型によって消化管毒性の発現頻度に偏りを認めた。DAOは、摂取されたヒスタミンの代謝酵素であるため、嘔吐中枢におけるヒスタミンを介して嘔吐を誘発する機序が関連している可能性があり、DAO遺伝子多型によって化学療法の消化管毒性を予測できると思われた。
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