研究課題/領域番号 |
15K10103
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
中村 淳 佐賀大学, 医学部, 客員研究員 (60404175)
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研究分担者 |
北島 吉彦 佐賀大学, 医学部, 客員研究員 (30234256)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | マイトファジー / HIF-1α / ROS / 胃癌 / 低酸素 |
研究成果の概要 |
胃癌をはじめとした固形癌に存在する低酸素領域は、HIF-1αを誘導し癌の悪性度(増殖能、浸潤能)亢進を惹起する。一方、低酸素ストレスにより生じた不良ミトコンドリアから発生するROSは、HIF-1αを安定化し癌の悪性度と関連することが分かっている。 通常、不良ミトコンドリアはミトコンドリア選択的オートファジー(マイトファジー)によって処理を受けるが、本研究は、スキルス胃癌において、マイトファジー機構が破綻しており、蓄積した不良ミトコンドリアからのROS産生が亢進することで、HIF-1αの誘導・安定化を惹起し癌悪性度が亢進することを証明した。
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