研究課題
基盤研究(C)
本研究において、食道癌手術症例の内臓脂肪として大網の脂肪組織を収集し、そのmRNAをマイクロアレイ遺伝子発現解析[高BMI症例(N=3) vs. 標準BMI症例(N=3)]に提出した。Pathway解析にて、高BMIでは、標準BMI症例と比較して、補体経路が有意に活性化していた。特に補体関連遺伝子のC3遺伝子(P=0.0061)とC4遺伝子(左P=0.018)の発現上昇が肥満症例において有意に顕著であった。肥満合併の食道癌患者では、内臓脂肪から過剰な補体成分C3/C4が過剰に産生され、それらは腫瘍局所で補体の古典経路の活性化を誘導し、腫瘍進展に関与しているのではないかと推測している。
すべて 2017 2016 2015
すべて 雑誌論文 (11件) (うち国際共著 2件、 査読あり 11件、 謝辞記載あり 2件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (8件) (うち国際学会 1件)
Cancer Discovery
巻: 8 ページ: 37-48
Stem Cells.
巻: 35(9) 号: 9 ページ: 2027-2036
10.1002/stem.2668
Gastroenterology
巻: 153 ページ: 191-204
World J Surg
巻: 41 号: 10 ページ: 200-207
10.1007/s00268-017-4036-1
巻: Epub ahead of print 号: 9 ページ: 2337-2344
10.1007/s00268-017-4024-5
巻: 未定 号: 10 ページ: 2398-2404
10.1007/s00268-016-3562-6
Surg Endosc
巻: 30 号: 10 ページ: 4279-4285
10.1007/s00464-015-4743-3
Ann Surg Oncol
巻: 23 号: 4 ページ: 1387-94
10.1245/s10434-015-5018-x
Int J Cancer
巻: 138 号: 2 ページ: 428-39
10.1002/ijc.29714
J Gastroenterol
巻: 未定
Surg Today
巻: 45 号: 4 ページ: 471-477
10.1007/s00595-015-1130-6