研究課題/領域番号 |
15K10165
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 独立行政法人国立病院機構(呉医療センター臨床研究部) |
研究代表者 |
田代 裕尊 独立行政法人国立病院機構(呉医療センター臨床研究部), その他部局等, その他 (90359894)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 肝細胞癌 / 肝星細胞 / 癌間質 / アンチトロンビン / 肝線維化 / 脂肪肝 / 抗インテグリン抗体 |
研究成果の概要 |
肝星細胞の活性化の制御法として、インテグリン抗体その他で検討したが、十分な抑制が得られず、アンチトロンビン(AT)に着目し検討した。血中AT低値マウスを用いて、ジエチルニトロサミン(DEN)と四塩化炭素による慢性肝障害からの肝腫瘍を誘発しATIIIの抗炎症作用と抗腫瘍効果を検討した。肝腫瘍径と腫瘍個数および肝重量は有意にAT低値マウスにおいて高値であった。AT低値マウス群でTUNEL陽性細胞、Cleaved caspase-3陽性細胞、8-OHdG陽性細胞、Ki-67indexはそれぞれ有意に増加した。血中AT活性値が低値のマウスでは、化学発癌誘発による肝腫瘍発症を促進することが示唆された。
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