研究課題/領域番号 |
15K10180
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
吉富 秀幸 千葉大学, 大学院医学研究院, 准教授 (60375631)
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研究分担者 |
古川 勝規 千葉大学, 大学院医学研究院, 講師 (00400987)
高野 重紹 千葉大学, 大学院医学研究院, 助教 (20436380)
宮崎 勝 国際医療福祉大学, 大学病院, 教授 (70166156)
加藤 厚 国際医療福祉大学, 医学部, 教授 (70344984)
大塚 将之 千葉大学, 大学院医学研究院, 教授 (90334185)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 神経内分泌腫瘍 / 神経内分泌癌 / Sox2 / Pdx1 / hASH1 / NeuroD / 膵神経内分泌腫瘍 / mASH1 / 膵臓発生 / Pdx-1 |
研究成果の概要 |
膵神経内分泌腫瘍の生物学的特徴を加味した分類の確立を目的とした。神経芽細胞の維持に必要なSox2の発現は46例中、6例で陽性で、5例が神経内分泌癌であり、陰性例に比し腫瘍径が大きく、リンパ節、遠隔転移が高率だった。全例が15ヶ月以内に死亡したが、陰性例の5年生存率は96%と良好であった。細胞株の実験ではSox2の発現抑制によりc-myc, Oct4の発現が低下した。一方、内分泌細胞の分化に必要なPdx1の陽性例は陰性例に比し予後良好であった。Sox2陽性例は幹細胞に近い細胞、Pdx1陽性例は分化した細胞を起源とすることが示唆され、今後、それぞれの発現にあわせた治療の開発を目指す。
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