研究課題/領域番号 |
15K10241
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
心臓血管外科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
坂田 隆造 京都大学, 医学研究科, 名誉教授 (20325781)
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研究分担者 |
池田 義 京都大学, 医学研究科, 准教授 (40281092)
山崎 和裕 京都大学, 医学研究科, 講師 (50464227)
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連携研究者 |
山下 潤 京都大学, その他部局等, 教授 (50335288)
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研究協力者 |
升本 英利 京都大学, 大学院医学研究科, 特定助教 (70645754)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 末梢動脈外科学 / iPS細胞 / 血管新生 / 血管内皮細胞 / 抹消動脈外科学 |
研究成果の概要 |
ヒトiPS細胞由来血管細胞のマウス下肢虚血モデルへの移植において、血管内皮細胞および血管壁細胞をゼラチンスポンジとともに投与した群において有意に血流改善効果を認めたのに加え、組織学的評価において血管密度が有意に高いことが示され、それらの新生血管に、Ku80陽性のヒト由来細胞が含まれていることが確認された。このことは移植した血管細胞が、虚血組織における血管再生に寄与したことを示している。この血管再生に加え、移植によるパラクライン因子にともなう宿主に対する血管新生促進効果が得られた。これらの結果は、ヒトiPS細胞由来血管細胞を用いた重症下肢虚血に対する新規の治療法開発に向けた基礎的基盤になりうる。
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