研究課題
基盤研究(C)
大動脈瘤は、喫煙との関係が報告されているものの外科的手術による治療法しかない状態で病態の進行を抑制する内科的治療法の開発が望まれている。我々はマウス大動脈瘤モデルを網羅的に解析してペリオスチン遺伝子(PN)がメカニカルストレスに反応して増加していることを確認した。そこで、2種類のAAAモデルとPNKOマウスを用いてPN抑制がAAAの改善につながることを確認した。また、臨床における禁煙前後の血液サンプルの解析によって喫煙にて血中PNが上昇することを確認した。AAAの新規標的としてPN抑制の可能性が示唆された。
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