研究課題/領域番号 |
15K10250
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
心臓血管外科学
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研究機関 | 久留米大学 |
研究代表者 |
大塚 裕之 久留米大学, 医学部, 助教 (30441645)
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研究分担者 |
青木 浩樹 久留米大学, 付置研究所, 教授 (60322244)
明石 英俊 久留米大学, 医学部, 教授 (80184084)
田中 啓之 久留米大学, 医学部, 教授 (70197466)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 大動脈瘤 / 硫化水素 / 腹部大動脈瘤 / 抗炎症作用 / Diallyl trisulfide(DATS) |
研究成果の概要 |
大動脈瘤は慢性炎症による壁脆弱化のため大動脈の一部が拡張して破裂に至る疾患であり。一方で硫化水素は細胞保護作用や抗炎症作用等を有する生体内の生理活性ガスとして注目されている。本研究によって、ヒト腹部大動脈瘤の病態に内因性H2Sは関与しておらず、外因性H2Sドナー(DATS)の刺激により腹部大動脈瘤の病態におけるIL-6系シグナル、MMP-9の抑制効果はなく、MMP-9活性は上昇を認めた。当初の予想に反して, 外因性H2S donor ,Diallyl trisulfide(DATS)には、MMP-9の産生促進効果がある可能性が示唆された。
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