研究課題/領域番号 |
15K10256
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器外科学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
杉本 誠一郎 岡山大学, 大学病院, 助教 (40570148)
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連携研究者 |
大藤 剛宏 岡山大学, 大学病院, 教授 (40452578)
豊岡 伸一 岡山大学, 大学院医歯薬学総合研究科, 教授 (30397880)
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研究協力者 |
田中 真
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 肺移植 / 生体肺移植 / 一塩基多型 / 血中遊離DNA / 原発性移植片不全 / 急性拒絶反応 / 診断 / デジタルPCR / DNA |
研究成果の概要 |
本研究では、生体肺移植におけるドナーとレシピエントの一塩基多型の違いから、ドナー由来の移植肺由来血中遊離DNAを同定し、レシピエント血中遊離DNA中に占める割合を測定した。移植肺由来血中遊離DNAは移植直後に最も高値で、術後5日目までに徐々に低下した。移植直後と72時間後の移植肺由来血中遊離DNA の上昇は、酸素化の低下と有意に相関していた。移植後5~14日目では、移植肺由来血中遊離DNAが急性拒絶反応群で感染群や安定群より有意に上昇していた。低侵襲な移植肺由来血中遊離DNAの測定は、生体肺移植後の原発性移植片不全の重症度の判定や、急性拒絶反応の新しいバイオマーカーとなる可能性が示唆された。
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