研究課題/領域番号 |
15K10257
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器外科学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
大藤 剛宏 岡山大学, 大学病院, 教授 (40452578)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 肺移植 / Ex vivo lung perfusion / marginal donor / 脂肪塞栓 / 脳死ドナー / マージナルドナー / Ex-vivo lung perfusion |
研究成果の概要 |
脳死ドナーの少ない本邦において、尊い遺志で提供された臓器を限りなく移植に使用するためには、状態のよくない肺も、リカバリーシステムを使用することにより、移植に利用できるようになる可能性がある。我々は体外臓器医リカバリーシステムを用い、傷んだ肺グラフトを分割することにより痛みの少ない部分を取り出し、同装置により傷んだ肺をリカバーし、実際に豚モデルに移植し、効果を移植後肺機能として測定した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
脳死ドナーの少ない本邦において、尊い遺志で提供された臓器を限りなく移植に使用するためには、状態のよくない肺も、リカバリーシステムを使用することにより、移植に利用できるようになる可能性がある。少しでも移植の機会を増やすことは、肺移植を待ちわびる多くの国民にとって生きる希望であり、また移植待機期間の縮小ができれば待機中死亡(現在は3割以上)を減らすこともでき、社会的にも意義があると考える。
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