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iPS細胞から誘導した気管支肺胞幹細胞は障害肺の修復を加速させる

研究課題

研究課題/領域番号 15K10260
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 呼吸器外科学
研究機関徳島大学

研究代表者

鳥羽 博明  徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 助教 (40403745)

研究分担者 先山 正二  徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学系), 准教授 (60291986)
川上 行奎  徳島大学, 病院, 特任講師 (00596249)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワードiPS細胞 / 気管支肺胞幹細胞 / 終末気管支障害 / 急性肺障害 / 気道内投与 / 終末細気管支障害
研究成果の概要

本研究の最終目標は,局所幹細胞である気管支肺胞幹細胞(BASCs)をiPS細胞から分化・誘導させ,気道内投与し障害肺の修復を促進させることであった.プロトコールをアレンジしながら,マウスiPS細胞を分化させ,それらの細胞群がSca-1+/CD45-/CD31-の細胞群(=BASCs)を含むこと,CCSP+/SP-C+であることを確認し,適切に分化・誘導させることができた.iPS細胞から誘導したBASCsを含む細胞群をナフタレン誘導気道上皮障害モデルに気道内投与したところ,投与したBASCsが気道上皮細胞に分化すること,コントロール群と比較して気道上皮の修復が加速されていることを確認できた.

研究成果の学術的意義や社会的意義

われわれの研究では,iPS細胞を用いて障害された気道上皮細胞の回復を促進できるかどうかについて証明することを目的とした.マウスiPS細胞を気道上皮の前駆細胞(=一歩手前の細胞)に分化させ,ナフタレンという物質を用いて気道上皮細胞を障害させたマウスの気管内に投与したところ,投与した前駆細胞が障害された場所に行き,気道上皮細胞になり,気道上皮の再生を促進したことを確認した.

報告書

(5件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2020-03-30  

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