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悪性胸膜中皮腫におけるメタボローム解析~新たなバイオマーカーの創出

研究課題

研究課題/領域番号 15K10281
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 呼吸器外科学
研究機関東京医科大学

研究代表者

垣花 昌俊  東京医科大学, 医学部, 講師 (90366112)

研究分担者 砂村 眞琴  東北大学, 医学系研究科, 非常勤講師 (10201584)
杉本 昌弘  東京医科大学, 医学部, 教授 (30458963)
前田 純一  東京医科大学, 医学部, 客員講師 (50408176)
池田 徳彦  東京医科大学, 医学部, 主任教授 (70246205)
梶原 直央  東京医科大学, 医学部, 教授 (70343514)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワードオミックス検査・解析 / 悪性胸膜中皮腫 / 肺癌 / 解糖系 / 中脾腫 / 嫌気性代謝 / メタボローム解析 / メタボロミクス / メタボローム
研究成果の概要

CE-TOFMSにより肺癌症例の代謝物を同定し定量解析を行った結果、様々なPathwayの中間代謝物濃度が顕著に変化することがわかった悪性胸膜中脾腫症例より胸水を用いて同様のCE-TOMFSによる定量解析を行うにあたり、胸水を用いた解析そのものが報告が少ないため、血液、唾液とともに同様の結果が得られるかどうかをまず検定した。4℃で保存した胸水と-80℃で保存した同一患者の胸水とで採取されたペプチドに有意な差はなく、検体の保存状況に結果が左右されないことが判明した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

我が国の2025~30年の中皮腫による死亡者数は上限予測で年間4,000人を超えると予想され、2003年の死亡者数の4倍になる。中皮腫は初期には症状が乏しく、進行状態になって発見されることが多い。しかし、石綿暴露歴が発症に大きく関与しており、発症の可能性のある集団に対して有意なバイオマーカーが存在すれば、早期発見に大きく寄与し延命の可能性が高まる。肺癌手術材料を用いたオミクス解析により非癌患者と比較し異なるタンパク質発現を見出したこと、および悪性胸膜中皮腫患者へ応用が可能であると判明したことは低侵襲な検査で中皮腫の診断が可能になる可能性がありその意義は大きい。

報告書

(5件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2018 2015

すべて 学会発表 (4件) (うち招待講演 2件)

  • [学会発表] 人工知能とメタボローム解析を用いたリキッドバイオプシー2018

    • 著者名/発表者名
      杉本 昌弘
    • 学会等名
      第59回日本肺癌学会学術集会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] Ex-Vivoと血液のメタボローム解析による新規バイオマーカーの創出2018

    • 著者名/発表者名
      梶原 直央
    • 学会等名
      第59回日本肺癌学会学術集会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] メタボローム解析による肺癌症例の早期診断と予後予測2018

    • 著者名/発表者名
      梶原 直央
    • 学会等名
      第35回日本呼吸器外科学会総会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 肺癌症例におけるメタボローム研究の可能性2015

    • 著者名/発表者名
      梶原直央
    • 学会等名
      日本肺癌学会
    • 発表場所
      第56回日本肺癌学会学術集会
    • 年月日
      2015-11-26
    • 関連する報告書
      2015 実施状況報告書

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2020-03-30  

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