研究課題/領域番号 |
15K10294
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
田中 洋次 東京医科歯科大学, 医学部附属病院, 講師 (80323682)
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研究分担者 |
成相 直 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 准教授 (00228090)
宮坂 尚幸 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (70313252)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 脳血流 / 正常妊娠 / もやもや病合併妊娠 / MRI / arterial spin labeling / 脳血管障害合併妊娠 / もやもや病 / 脳血管障害合併妊婦 / Arterial spin labeling法 / モヤモヤ病 |
研究成果の概要 |
本研究ではMRIの撮影法の一種であるarterial spin labeling(ASL)法を用いて、健常妊婦10例および脳血管障害合併妊娠患者39例の脳循環動態を無侵襲的に計測した。 その結果、1.全例で撮影中およびその後の妊娠経過に有害事象は見られず、妊娠中の高磁場MRI撮影の安全性が確認された。2.健常妊婦では妊娠中の脳血流変化は軽度上昇にとどまり、局所の血流分布に変化はみられなかった。一方でもやもや病合併妊婦では、妊娠後期のみ有意な脳血流の低下を認めた。 本研究により健常妊婦、脳血管障害合併妊婦の妊娠中脳血流変化が初めて明らかとなった。
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