研究課題/領域番号 |
15K10301
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
中村 元 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (80533794)
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研究分担者 |
尾崎 友彦 大阪大学, 医学系研究科, 招へい教員 (00723123)
井間 博之 大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (00751695)
貴島 晴彦 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (10332743)
浅井 克則 (浅井克則) 大阪大学, 医学系研究科, 招へい教員 (20728977)
木谷 知樹 大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (60747426)
村上 知義 大阪大学, 医学系研究科, 特任研究員 (70747427)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 脳血管障害 / 脳虚血 / イメージング / 皮質拡延性抑制 / HMGB1 / 脳梗塞、皮質拡延性抑制、HMGB1 / 脳梗塞 |
研究成果の概要 |
我々は、脳梗塞周囲において炎症誘発物質(HMGB1)と皮質拡延性抑制(CSD)が互いに増幅し合い、脳梗塞を進行させると仮定したが、急性期脳梗塞モデルにおいてこれらの因子に明らかな相関は認めなかった。また、脳梗塞作成後にHMGB1抗体を投与したが、CSD発生数は減少しなかった。 これらの結果から、脳梗塞発症後急性期(6時間以内)においては、HMGB1がCSD発生数を増加させ、梗塞巣を増大させるというメカニズムは存在しないと考えた。今後は、炎症反応が著明となる脳梗塞亜急性期(発症後数日程度)にターゲットを絞り、HMGB1とCSDの関連を解明すべく新たな実験系を検討する予定である。
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