研究課題/領域番号 |
15K10302
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
|
研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
細田 弘吉 神戸大学, 医学研究科, 医学研究員 (90403261)
|
研究分担者 |
篠山 隆司 神戸大学, 医学部附属病院, 講師 (10379399)
甲村 英二 神戸大学, 医学研究科, 教授 (30225388)
篠原 正和 神戸大学, 医学(系)研究科(研究院), 研究員 (80437483)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
|
キーワード | 脳虚血 / メタボロミクス / ペントースリン酸 / NADPH / cerebral ischemia / metabolomics / pentose phosphate / 脳代謝 / オミクス / ペントースリン酸経路 / 熱ショックタンパク / トランスクリプトミクス |
研究成果の概要 |
ラット中大脳動脈閉塞モデルを用いて、脳虚血再灌流時の脳虚血再灌流→heat shock protein 27 (HSP27)リン酸化亢進→G6PD活性亢進→NADPH/NADP+ ratio上昇を確認した。Ataxia telangiectasia mutated(ATM) kinase(HSP27リン酸化酵素)の阻害薬(KU-55933)により虚血再灌流時のHSP27リン酸化とG6PD活性亢進が阻害され,蛋白のカルボニル化も亢進し、脳梗塞も増大した。以上より、脳虚血再灌流時に、ATM kinaseによるHSP27リン酸化を介して活性酸素種に対処するという内因性抗酸化システムの存在が示された。
|