研究課題
基盤研究(C)
脳の機能を温存し腫瘍を絶滅させるためには、腫瘍細胞にのみ抗癌剤を到達する必要がある。脳においては血液脳関門(BBB)が大きな障壁となっている。これに対し、BBBを透過し、かつ、ヒト由来の悪性神経膠腫がん幹細胞に選択的に取り込まれるプローブを開発した。このプローブに抗癌剤を賦与した初期の研究は、抗癌剤が選択的に腫瘍細胞に取り込まれているにもかかわらず、endosomeの作用により期待された効果が得られなかった。これに対しPMAPsを賦与した結果、抗腫瘍効果が得られた。PDXマウスに置いて、分子標的抗癌剤を投与してみると明らかな腫瘍の縮小効果が磁気共鳴画像で認められた。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち国際共著 3件、 査読あり 4件、 謝辞記載あり 3件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (6件)
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