研究課題/領域番号 |
15K10351
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 旭川医科大学 |
研究代表者 |
広島 覚 旭川医科大学, 医学部, 助教 (30333694)
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研究分担者 |
鎌田 恭輔 旭川医科大学, 医学部, 教授 (80372374)
野呂 昇平 旭川医科大学, 医学部, 助教 (50762720)
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研究協力者 |
野呂 昇平
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | Arterial Spin Labeling / functional MRI / functional mapping / Arterial Spin Labeling / fMRI / 脳機能局在 / ASL / fMRI / 言語機能局在 / 運動機能局在 / 記憶機能局在 |
研究成果の概要 |
運動課題、言語課題、記憶課題における脳機能局在をArterial Spin Labeling(ASL)という手法により検出し、現在ゴールドスタンダードな手法であるfunctional MRI(fMRI)でその整合性を検証した。運動課題・言語課題においてASLはfMRIよりも検出率は低かった。しかし、ASLの方が正確な機能局在を検出できる可能性が示唆された。記憶課題については、ASLとfMRIの両方で検出は困難であり、データ取得方法を変更し検討中である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ALSによる脳機能局在の検出率はfMRIと比べて若干劣るものの、データ取得の時間や機能局在の位置情報の正確性ではfMRIに勝るものであったと考えられる。現在、最も信頼できる脳機能局在同定方法は、直接脳を刺激して確かめる電気生理学的な脳機能マッピングである。これは侵襲的な方法であり、時間と労力を要する。今後、ASLと脳機能マッピングの整合性の検証が必要であるが、ASLはこれに替わる脳機能局在同定方法となりうる可能性があり、安全な手術に貢献できると考えられる。
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