研究課題/領域番号 |
15K10356
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
伊東 清志 信州大学, 学術研究院医学系(医学部附属病院), 講師 (00362111)
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研究分担者 |
川原 一郎 松本歯科大学, 歯学部, 教授 (20319114)
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研究協力者 |
森 一高
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 高分子化合物 / ポリエーテルエーテルケトン / 骨伝導性 / 骨形成能 / インプラント / 頚椎症 / 骨形成性 / PEEK / 変性疾患 / 骨形成 / フッ素化 |
研究成果の概要 |
PEEK素材の表面をフッ素化することで、骨伝導性を高める実験を行った。そのためのフッ素・酸素混合ガスのフッ素ガス分圧、処理時間の調整により骨伝導を高められることが分かった。しかし実際の加工条件において、PEEKの形状(最終的に家兎に埋入してin vivoの実験を行うため円柱形が必要要件であった。in vitroでは、板状のPEEKを使った。)に、表面加工の状態が左右されることが分かった。先日提出した特許の関係より、具体的な表面フッ素化の条件について記載することはできないが、in vivoで表面をマイナスイオン化して、カルシウムイオンをより多く集合させる条件を検討することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、本来骨伝導性をもつ可能性が低い、高分子化合物をフッ素化することにより、骨伝導性を付加することができることが証明され、引いては、脊椎疾患インプラントのみではなく、足関節、膝関節などのインプラントへの応用が可能となる可能性が示された。
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