研究課題/領域番号 |
15K10368
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
|
研究機関 | 国際医療福祉大学 (2018-2019) 獨協医科大学 (2015-2017) |
研究代表者 |
内山 智之 国際医療福祉大学, 医学部, 教授 (70345015)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | パーキンソン病 / 脳深部刺激療法 / 自律神経障害 / 下部尿路機能障害 / 排便障害 / 睡眠障害 / 自律神経機能 |
研究成果の概要 |
視床下核脳深部刺激療法(STN-DBS)の自律神経系および自律神経機能に関連する各種機能、QOLに対する影響と効果を明らかにするため、術前術後に各種自律神経機能を観察し、その変化を観察した。また症例は多くはないが、淡蒼球内節脳深部刺激療法(GPi-DBS)においても同様の検討を行った。加えて、術後の経時的な変化を観察するために、術前、術後3ヶ月に加えて、1年後、3年後にも評価を行った。評価項目としては、運動機能のほか、自律神経症状、下部尿路機能、排便機能、心循環機能、腺分泌機能、睡眠、神経心理を中心に行い、各種のデータを集積した。成果の一部を学会ならびに論文で発表を行った。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、従来DBSの自律神経系に対する影響と効果に関する検討は非常に少なく、また脳神経内科と脳神経外科のほか、自律神経系に関わる各科にわたる分野横断的な研究であるため、国内外において数少ない研究・試みである。現在、膨大なデータを解析中であるが、予想される結果・意義として、DBSの自律神経系への作用に関するデータ、自律神経系に関連する各種機能に対する安全性と有用性に関するデータ、自律神経系の変化によるQOLへの影響に関するデータなどを示すことができる。またDBSを受ける又は受けたPD患者およびDBSに携わる医療関係者に対して有益なデータを提供でき、PD診療に多大な貢献をなしうると考えている。
|