研究課題/領域番号 |
15K10381
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
|
研究機関 | 筑波大学 (2017-2018) 国立研究開発法人国立循環器病研究センター (2015-2016) |
研究代表者 |
早川 幹人 筑波大学, 医学医療系, 講師 (80450229)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 急性期脳梗塞 / 血管内治療 / 血栓回収療法 / 脳主幹動脈閉塞 / 可逆的拡散強調画像高信号 / 頭蓋内出血 / 血栓病理 / CT-DWI mismatch / ステントリトリーバー |
研究成果の概要 |
急性期脳主幹動脈閉塞に対する血管内治療の有効性が近年確立したが、症例選択や手技・デバイス選択については不明な点が多い。 本研究では、頭部MRI拡散強調画像高信号内のFLAIR高信号域の存在あるいは信号強度が術後頭蓋内出血を予測すること、ステント型血栓回収機器使用例では標的血管の分岐角度が急峻なことが術後くも膜下出血と関連すること、回収された血栓病理所見と再開通が関連すること、転院搬送例は直接来院例に比し血栓回収療法後の転帰が不良なこと、等を明らかにすることができた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究から得られた、急性期脳主幹動脈閉塞に対する血管内治療の有効性・安全性に関する各成果は、血管内治療の適応判定(症例選択・デバイス/手技選択)基準の策定に貢献するものであり、当該治療の成績向上を通して、わが国の急性期脳主幹動脈閉塞例全体の転帰改善に寄与すると考えられる。
|