研究課題/領域番号 |
15K10401
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
栗本 秀 名古屋大学, 医学系研究科, 特任講師 (70597856)
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研究分担者 |
石井 久雄 名古屋大学, 医学系研究科, 寄附講座助教 (30738349)
西塚 隆伸 名古屋大学, 医学部, 招聘教員 (20725535)
平田 仁 名古屋大学, 予防早期医療創成センター(医), 教授 (80173243)
山本 美知郎 名古屋大学, 医学系研究科, 特任講師 (90528829)
岩月 克之 名古屋大学, 医学部附属病院, 講師 (90635567)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 神経筋接合部 / 末梢神経 / 脱神経筋 / Wnt / 末梢神経損傷 / 神経再生 / アセチルコリン受容体 / 運動終板 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、神経損傷後に起こるアセチルコリン受容体の分散を制御し、神経再生後の運動機能回復を促進するための薬理学的アプローチを確立することである。坐骨神経損傷モデルマウスの脱神経筋内において、Wnt3aによるβカテニン依存経路のみでなく、βカテニン非依存性経路のWnt4, Wnt9a, Wnt11も上昇を認めた。βカテニン依存経路を抑制するIWR1や、βカテニン非依存性経路も抑制するporc inhibitorの投与により、アセチルコリン受容体の凝集促進効果が得られた。末梢神経損傷後の神経筋接合部の変性をWntアンタゴニストの投与により薬理学的にコントロールできる可能性が示された。
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