研究課題/領域番号 |
15K10416
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
家口 尚 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 登録医 (70275246)
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研究分担者 |
上村 卓也 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 病院講師 (10597321)
岡田 充弘 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 講師 (40309571)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | デュプイトラン拘縮 / アンドロゲン / 示指長/環指長比 / 性ホルモン |
研究成果の概要 |
デュプイトラン拘縮とアンドロゲンの関係について、示指長/環指長比を測定し、デュプイトラン拘縮患者は非デュプイトラン拘縮患者と比して有意に示指長/環指長比が小さいことを確認した。また、病的腱膜における筋線維芽細胞の集簇している個所が、手掌指節皮線の遠位に多いことを組織学的に確認した。以上より、デュプイトラン拘縮とアンドロゲンの関連を単純X線画像から裏付けることができ、デュプイトラン拘縮手術の成績不良因子にアンドロゲンレセプターをもつ筋線維芽細胞の局在が関与している事が示唆され、病的腱膜の中でも筋性芽細胞の集簇部位に対するアンドロゲン阻害薬の局所投与が今後の治療戦略の一つとして考えられた。
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