研究課題/領域番号 |
15K10427
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
新井 隆太 北海道大学, 大学病院, 助教 (40722509)
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研究分担者 |
岩崎 倫政 北海道大学, 医学研究院, 教授 (30322803)
高畑 雅彦 北海道大学, 大学病院, 講師 (40374368)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 癌糖鎖抗原 / 糖認識分子 / 免疫受容体 / 破骨細胞 / 転移性骨腫瘍 / 骨巨細胞腫 / 癌認識分子 / 糖鎖認識分子 |
研究成果の概要 |
癌の骨転移では破骨細胞による骨吸収が重要な役割を果たしている.破骨細胞の分化において免疫受容体シグレック 15とシアリルTnの関与が明らかになってきていることから,溶骨性骨転移巣におけるこれらの分子の破骨細胞誘導への関与を検討した.シアリルTn発現乳癌細胞株をヌードマウスの大腿骨に局所投与したところ,コントロール群と比較して破骨細胞の分化が促進されず,骨転移巣の形成は少なかった.In vitro実験系ではシアリルTn発現乳癌細胞株で細胞接着能の減弱,integrinの機能低下が確認された.シアリルTn発現乳癌細胞株では細胞接着能が低下した結果,骨転移巣の形成が促進されない可能性が示唆された.
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