研究課題/領域番号 |
15K10440
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 福井大学 (2016-2017) 三重大学 (2015) |
研究代表者 |
松峯 昭彦 福井大学, 学術研究院医学系部門, 教授 (00335118)
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研究分担者 |
柿本 拓也 三重大学, 医学系研究科, リサーチアソシエイト (50741162)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 肉腫 / 骨肉腫 / 肺転移 / エクソソーム / マイクロRNA(miRNA) / 遺伝子 / 予後 / 転移 / 再発 / バイオマーカー / 分子標的 |
研究成果の概要 |
骨肉腫の肺転移に関わるエクソソームの同定とその機能解析を骨肉腫細胞株:Dunnとその高肺転移株LM8を用いて行った。LM8はDunnの約1.7倍量のエクソソームを培養液中に放出し、LM8由来エクソソームはDunn細胞の増殖能と移動能を促進した。LM8で高発現していたmiR-AとmiR-Bは、担癌マウスの血清中エクソソームでも約1.5倍高発現していた。そして、miR-AはDunnの増殖を促進し、miR-BはDunnの移動能を促進した。 我々が同定した エクソソームmiRNAは、autocrineの機序を介して、細胞増殖能、移動能を亢進させることで、肺転移能が亢進していると考えられた。
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