研究課題/領域番号 |
15K10465
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
加畑 多文 金沢大学, 附属病院, 准教授 (10334749)
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研究分担者 |
林 克洋 金沢大学, 大学病院, 助教 (80507054)
高木 知治 金沢大学, 医学系, 協力研究員 (40749173)
方 向 金沢大学, 医学系, 博士研究員 (20750350)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 脂肪由来幹細胞 / セルシート技術 / 変形性膝関節症 / 再生医療 / 脂肪幹細胞 / paracrine effect |
研究成果の概要 |
脂肪由来幹細胞は皮下脂肪組織から容易に採取可能で,小侵襲かつ大量に培養できるという利点があるため,臨床応用を目指して様々な研究が行われている.本研究では,セルシート技術を用いて大量の脂肪由来幹細胞を家兎変形性膝関節症モデルに移植することで,軟骨変性に与える影響について検討した。 実験結果から,シート移植により軟骨変性が軽減され,さらに,コラゲナーゼやアグリカナーゼ(組織を破壊する酵素のこと)の発現が有意に抑制されていた.つまり,移植した脂肪由来幹細胞が軟骨基質保護作用を持つ液性因子を分泌し,変形性膝関節症の進行を予防したと考えられる.
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