研究課題/領域番号 |
15K10505
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔科学
|
研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
石井 秀明 新潟大学, 医歯学総合病院, 特任准教授 (60529775)
|
研究分担者 |
河野 達郎 東北医科薬科大学, 医学部, 教授 (00313536)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
|
キーワード | 脊髄損傷 / エダラボン |
研究成果の概要 |
フリーラジカル消去薬であるエダラボンの脊髄損傷に対する効果について研究した。エダラボンを加重30分前、同時、10分後に投与開始する群を作成し3 mg/kg/hで静注した。中等量エダラボン加重30分前投与群は、生食群と比較して有意に脊髄運動誘発電位の振幅が回復した。脊髄損傷後の脂質過酸化におけるエダラボンの効果を調べた結果、脊髄におけるmalonyldialdehydeは中等量エダラボン群が生食群と比較して有意に低値を示した。さらに、生食群と比較して有意に中等量および高用量エダラボン群で、脊髄損傷後の運動機能回復が認められた。本研究によって、エダラボンは神経保護作用を有することが示唆された。
|