研究課題/領域番号 |
15K10514
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔科学
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
小野 純一郎 香川大学, 医学部, 協力研究員 (90363217)
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研究分担者 |
樺山 一哉 大阪大学, 理学研究科, 准教授 (00399974)
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連携研究者 |
鈴木 辰吾 香川大学, 医学部, 准教授 (50451430)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 揮発性麻酔薬 / 作用機序 / ライブセルイメージング / FRAP解析 / マイクロドメイン / 膜流動性 / シグナル伝達 / 麻酔科学 / 麻酔メカニズム / FRAP / TIRF / マイクロ流体デバイス / 麻酔学 |
研究成果の概要 |
本課題は生細胞を用いたライブセルイメージング法(FRAP法)による揮発性麻酔薬の作用機序の研究である.細胞膜をマイクロドメインと非マイクロドメインという機能的成分に分類し,各々に対する蛍光標識を作成して,共焦点レーザー走査型顕微鏡で側方拡散の動態解析を行った.その結果,非マイクロドメインの蛍光標識(トランスフェリン受容体,膜貫通型タンパク質)の流動性のみがイソフルランによって増加した.膜貫通型タンパク質の側方拡散はシグナル伝達に影響を与えるため,揮発性麻酔薬による側方拡散促進は,薬物作用機序の一部を担っている可能性がある.
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