研究課題/領域番号 |
15K10517
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔科学
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
伊奈川 岳 横浜市立大学, 医学研究科, 客員准教授 (60336584)
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研究分担者 |
後藤 隆久 横浜市立大学, 医学研究科, 教授 (00256075)
内本 一宏 横浜市立大学, 附属市民総合医療センター, 助教 (50710951)
宮崎 智之 横浜市立大学, 医学部, 准教授 (30580724)
水原 敬洋 横浜市立大学, 附属病院, 講師 (00637712)
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研究協力者 |
朝倉 彩子
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 麻酔科学 / 神経科学 / 術後神経認知機能障害 |
研究成果の概要 |
若年雄性Sprague-Dawleyラットにデスフルラン(0.7および1.2 MAC)で2時間麻酔した場合,1.2 MAC群で,対照群と比較し,曝露1日目に海馬依存性文脈的記憶学習の障害を認めたのに対し,0.7 MACでは認めなかった.また曝露後3日目おおよび7日目には学習障害を認めなかった.曝露1日目に1.2 MAC群では対照群と比較し,海馬LTPも抑制され,IA刺激によるGluR1発現も抑制されていた. 以上より,若年成体ラットに比較的濃度の高いデスフルラン曝露をすると,AMPA受容体のtrafficking が阻害され,曝露1日後に可逆的な記憶学習障害を生じることを認めた.
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