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蘇生後脳症における脳保護戦略

研究課題

研究課題/領域番号 15K10524
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 麻酔科学
研究機関東京慈恵会医科大学

研究代表者

上園 晶一  東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (10291676)

研究分担者 木田 康太郎  東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (70385318)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワード心停止 / 心肺蘇生 / 蘇生後脳症 / イソフルラン / プロポフォール / セボフルラン / 麻酔薬
研究成果の概要

心肺蘇生法の進歩にもかかわらず心停止・心肺蘇生後の予後は未だ不良であり、院外発生の心停止患者の場合退院まで行き着くのはわずか10 %程度である。本研究の目的は、心停止・心肺蘇生後の鎮静剤の選択が予後にどのような影響を与えるかを調べ、蘇生後に最適な鎮静剤を明らかにすることである。マウスの心停止・心肺蘇生モデルを作成と、イソフルラン投与群とプロポフォール投与群をそれぞれコントロール群と生存率を比較したところ、イソフルラン投与群のみ蘇生後10日の生存率が著明に改善した(50 % vs. 8.3 %, p = 0.0052)。

研究成果の学術的意義や社会的意義

心停止・心肺蘇生後の患者に対し、低体温療法によるシバリングの予防、痙攣発作の治療、気管挿管の苦痛緩和などのために、しばしば鎮静剤が投与される。しかし、蘇生後患者に対する鎮静剤の使用に関して、確立されたガイドラインはない。ましてや蘇生後患者の鎮静に適した鎮静剤は不明である。心停止・心肺蘇生のマウスモデルにおいては、生存率の観点からみると、イソフルランによる鎮静のほうがプロポフォールによる鎮静よりもすぐれているようである。

報告書

(5件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2020-03-30  

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