研究課題/領域番号 |
15K10563
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔科学
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研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
岸岡 史郎 和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (60137255)
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研究分担者 |
雑賀 史浩 和歌山県立医科大学, 医学部, 助教 (10644099)
深澤 洋滋 関西医療大学, 保健医療学部, 准教授 (70336882)
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連携研究者 |
木口 倫一 和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (90433341)
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研究協力者 |
小林 大地 和歌山県立医科大学, 医学部, 特別研究員
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 慢性炎症 / マクロファージ / フェノタイプ / サイトカイン / ニコチン受容体 / 神経障害性疼痛 / α4β2 / ケモカイン / 神経炎症 / STAT3 / ニコチン性アセチルコリン受容体 / ミクログリア / ニコチン / 炎症 |
研究成果の概要 |
マクロファージのフェノタイプ制御に及ぼすニコチン性アセチルコリン受容体(nAChR)シグナルの影響を精査し、神経障害性疼痛を含む慢性炎症疾患の治療に繋がる研究を行った。神経障害性疼痛を担う炎症性マクロファージにはnAChRが発現しており、nAChRリガンドの処置により炎症性因子の産生が抑制されることをin vivoおよびin vitroにおける各種解析から証明した。さらにnAChRリガンドを投与することで、神経障害性疼痛病態が改善することも明らかにしている。従って、nAChRシグナルを介した炎症性マクロファージの制御は慢性炎症疾患の治療に有用な薬物療法として期待される。
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