研究課題/領域番号 |
15K10568
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔科学
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研究機関 | 産業医科大学 |
研究代表者 |
原 幸治 産業医科大学, 大学病院, 准教授 (20331001)
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研究分担者 |
原西 保典 産業医科大学, 医学部, 非常勤医師 (90449942)
佐多 竹良 産業医科大学, 名誉教授、学長等, 名誉教授 (60128030)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 神経障害性痛 / アンギオテンシン受容体 / 中枢作用 / 鎮痛作用 / 抗不安作用 / 抗うつ作用 / 神経障害性疼痛 |
研究成果の概要 |
神経障害性痛モデルラットの脳室内に非選択的AT1/AT2受容体アゴニストのアンギオテンシンII(AGII)、選択的AT2受容体アゴニストのCGA42112A、AT1受容体阻害薬のlosartan、AT2受容体阻害薬のPD123311を投与した。AGIIとCGA42112Aは抗痛覚過敏作用を示す一方、losartanは痛覚過敏を増強させた。また、AGIIとCGA42112Aは不安や抑うつ症状を増強させた。一方、losartanは抗不安作用や抗うつ作用を発現させた。神経障害性痛モデルラットの脳内でAT1受容体とAT2受容体は疼痛閾値に影響を与え、不安・抑うつ症状に関与することが示唆された。
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