研究課題
基盤研究(C)
去勢抵抗性前立腺癌はホルモン療法や化学療法に抵抗性で、去勢抵抗性前立腺癌に対する治療法の確立は最も重要な課題である。本研究でわれわれは、ガレクチン-3が前立腺癌細胞のアンドロゲン受容体関連遺伝子の発現とPSA転写活性を有意に促進し、抗アンドロゲン剤の抵抗性に関与することを証明した。また、ガレクチン-3発現前立腺癌細胞では血管新生密度が有意に高く、血管新生因子であるVEGFBの発現が有意に上昇することを証明した。以上より、ガレクチン-3は前立腺癌細胞のアンドロゲン受容体と血管新生を制御することで、治療抵抗性に関与し、去勢抵抗性前立腺癌の治療に重要な役割をはたす分子であることを証明した。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件、 オープンアクセス 6件、 謝辞記載あり 5件) 学会発表 (29件) (うち国際学会 8件)
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