研究課題/領域番号 |
15K10625
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
三股 浩光 大分大学, 医学部, 教授 (60219714)
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研究分担者 |
森 健一 大分大学, 医学部, 客員研究員 (00579013)
住野 泰弘 大分大学, 医学部, 客員研究員 (30325716)
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連携研究者 |
住野 泰弘 大分大学, 医学部, 客員研究員 (30325716)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 外尿道括約筋 / 尿失禁 / TNF-α / 筋前駆細胞 / マイクロアレイ / 慢性炎症 / TNR-α / 加齢 / Akt / p38 |
研究成果の概要 |
外尿道括約筋は、尿禁制を維持するための重要な組織の1つである。 外尿道括約筋の細胞数の減少は尿失禁の原因の1つと考えられ、老化に伴う慢性炎症はその減少に影響を及ぼすと考えられている。我々は外尿道括約筋組織より高純度に筋前駆細胞を単離する方法と筋分化可能な不死化ヒト外尿道括約筋を生成する方法を確立した。さらに、炎症性サイトカインの一つであるTNF-αはp-38MAPK及びPI3K/Aktシグナル伝達経路を介してヒト外尿道括約筋細胞の分化を抑制し、TNF-α阻害薬はその分化抑制を阻害することを示唆する結果を得た。TNF-α阻害薬は高齢者尿失禁の治療の一つとなる可能性が期待される。
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