研究課題/領域番号 |
15K10665
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
大平 哲史 信州大学, 学術研究院医学系(医学部附属病院), 講師 (90397315)
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研究分担者 |
塩沢 丹里 信州大学, 学術研究院医学系, 教授 (20235493)
樋口 正太郎 信州大学, 医学部附属病院, 助教(診療) (50750098)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | Neuregulin-1β1 / maternal blood / umbilical venous blood / hypertensive disorders / fetal lung maturation / Neuregulin-1 / 胎児肺成熟 / 胎盤絨毛内血管内皮細胞 / 母体血 / 妊娠高血圧症候群 |
研究成果の概要 |
我々は妊娠高血圧症候群(HDP)の母体から出生した児は呼吸機能が良好であるという観察から、HDPの胎盤では胎児肺成熟を促進させる因子が産生されるという仮説を立てた。そこで胎児肺成熟新規診断マーカーとしてNeuregulin-1(NRG-1)を候補としてその意義を検討した。分娩時臍帯血中のNRG-1β1と分娩直前の母体血中NRG-1β1濃度を定量してHDP群と非HDP 群で比較したところ、どちらもHDP群が非HDP群よりも有意に高かった。母体HDPでは非HDPよりも母体血および臍帯血でNRG-1β1濃度は高く、胎児肺成熟の新規診断マーカーとしてNRG-1β1濃度が利用できる可能性が示唆された。
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