研究課題/領域番号 |
15K10674
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
北島 道夫 長崎大学, 病院(医学系), 講師 (50380845)
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研究分担者 |
カーン カレク 京都府立医科大学, 医学研究科, 准教授 (60336162)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 子宮内膜症 / 骨盤内炎症 / 卵巣予備能 / 腹水 / サイトカイン / ケモカイン / プロゲスチン / 炎症性腹水 / 卵巣チョコレート嚢胞 / 卵胞発育 / 炎症 |
研究成果の概要 |
卵巣チョコレート嚢胞への手術により,卵巣予備能のマーカーである血中AMH濃度は,術直後に一過性に低下したのち再上昇し,続いて再下降して術後約1年で定常値となる例が多く,手術処置の卵巣への作用をAMHで評価する場合は測定時期が重要であることが示唆された. プロゲスチンを併用した2期的チョコレート嚢胞手術では,1期的手術に比較して術後の卵巣予備能の低下が緩徐であり,妊孕性温存手術に有用である可能性がある.腹水中の向炎症性サイトカインであるIL-6、IL-8およびIP-10はプロゲスチンにより半数の症例で50%以上低下した。とくにIP-10はプロゲスチンの抗炎症作用のマーカーとなりうる可能性がある.
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