研究課題/領域番号 |
15K10694
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 東京薬科大学 |
研究代表者 |
田村 和広 東京薬科大学, 薬学部, 准教授 (70281409)
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連携研究者 |
吉江 幹浩 東京薬科大学, 薬学部, 講師 (50434014)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 胎盤絨毛 / インフラマソーム / α1-アンチトリプシン / HTRA1 / 栄養膜細胞 / 脱落膜 / 子宮内膜 / 合胞体栄養膜細胞 / 絨毛外栄養膜細胞 / IL-1β / ダメージ関連分子パターン / 病原体関連分子パターン |
研究成果の概要 |
生殖器官における多機能タンパク質α1-アンチトリプシン(A1AT)の発現と胎盤炎症における意義を検討した。胎盤絨毛にはインフラマソーム系のひとつNLRP3/カスパーゼ-1/IL-1beta産生経路が存在する。また、絨毛でのサイトカイン発現に内因性A1AT発現が干渉していることが分かった。本知見は、早産を誘発する絨毛膜羊膜炎などの妊娠初期絨毛での炎症にインフラマソーム系が関与し、この経路を構成する分子が新たな治療標的になる可能性を示した。
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