研究課題/領域番号 |
15K10706
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
寺内 公一 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 寄附講座教授 (90361708)
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研究分担者 |
久保田 俊郎 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (50126223)
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研究協力者 |
廣瀬 明日香
尾臺 珠美
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 更年期うつ症状 / 酸化ストレス / 更年期障害 / 更年期症状 / うつ病 / うつ症状 / うつ状態 |
研究成果の概要 |
臨床研究:更年期女性に関する横断的多変量解析によって、多様な背景因子の中で尿中酸化ストレスマーカーと独立に関連する因子がうつ症状の重症度のみであることを見出した。 基礎研究:当初の予想に反し、卵巣摘出マウスではうつ病様行動の指標である強制水泳試験中の無動時間は短く、血液検査では、抗酸化能を表すBAPは高く、酸化ストレスマーカーであるnitrotyrosineやMDAは低くなることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
臨床研究:更年期女性のうつ症状が酸化ストレスと独立に関連する唯一の因子であることが明らかになった。周閉経期に増加する酸化ストレスが更年期うつ症状の主要な寄与因子である可能性が示唆された。 基礎研究:本動物実験によって得られた当初の予想に反する結果からは、強制水泳試験のような外的ストレスを加えた場合に発生する体内酸化ストレスの程度が偽手術マウスと卵巣摘出マウスでは異なることが示唆された。
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