研究課題/領域番号 |
15K10723
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
齋藤 文誉 熊本大学, 医学部附属病院, 助教 (20555742)
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研究分担者 |
田代 浩徳 熊本大学, 大学院生命科学研究部(保), 教授 (70304996)
片渕 秀隆 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 教授 (90224451)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 子宮内膜癌 / 内分泌学 / 婦人科腫瘍 / プロラクチン |
研究成果の概要 |
発癌への内分泌学的異常の関与が示されているI型の子宮内膜癌において、内分泌学的環境の評価を行った結果、従来からリスクファクターとして挙げられるプロゲステロンによる拮抗を受けないエストロゲン過剰状態の他に、インスリン抵抗性、高プロラクチン(PRL)血症の存在が明らかとなった。それらの分子生物学的特徴を解析した結果、I型の子宮内膜癌の特徴とは異なり、新たな子宮内膜癌の発癌経路の可能性が示唆された。また、臨床的検討では、子宮を温存しホルモン治療を行った子宮内膜癌症例において、薬剤で血中PRLを抑えることで、有意に良好な予後を得れることが示された。
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