研究課題
基盤研究(C)
EMT関連遺伝子群でクラスタリングを行ったところ、癌肉腫は子宮体癌よりも肉腫と類似性を認めた。また、癌肉腫の癌部および肉腫部でEMT関連遺伝子群の発現を比較したところ、肉腫部でZeb、Twist、SnailなどのEMT誘導転写因子およびそのパスウェイに関与する遺伝子群の高発現を確認した。癌肉腫の癌部においては、子宮体癌と比較してリン酸化SMAD2/3が有意に高発現を示した。一方、癌肉腫の癌部および肉腫部におけるリン酸化SMAD2/3の発現には有意差は認めなかった。子宮体部癌肉腫で活性化されているTGFβシグナル伝達系のEMTへの寄与が示唆された。
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http://www.obgy.med.keio.ac.jp/research/05gy1.php
http://www.obgy.med.keio.ac.jp/04research/06gy2.html