研究課題/領域番号 |
15K10741
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
野口 直哉 東北大学, 医学系研究科, 非常勤講師 (20333792)
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研究分担者 |
香取 幸夫 東北大学, 医学系研究科, 教授 (20261620)
川瀬 哲明 東北大学, 医工学研究科, 教授 (50169728)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 難聴 / Hidden Hearing Loss / マスキング / 音響性聴覚障害 / Hidden hearing loss / 神経科学 / 蝸牛神経 / 後迷路性難聴 |
研究成果の概要 |
蝸牛神経シナプス病理(cochlear synaptopathy)の詳細を検討をする目的で、(1) カナマイシン難聴モデルを用いた蝸牛神経の脱落パターンの検討、(2) 一過性音響性聴覚障害マウスにおける易マスキング性検討、(3) 急性一側性感音難聴回復後症例における蝸牛神経シナプス病理検討、(4)一側性耳鳴症例における蝸牛神経シナプス病理の関与検討を行った。その結果、a) 従来報告されている、音響性聴覚障害、加齢性聴覚障害以外の難聴病理にも蝸牛神経シナプス病理の関与が示唆されること、b) 蝸牛神経シナプス病理の診断では易マスキング性の証明とラウドネスの低下が良い指標になることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来報告されている音響性聴覚障害、加齢性聴覚障害以外の難聴病理にも蝸牛神経シナプス病理の関与が示唆されることを示したこと、また、蝸牛神経シナプス病理の臨床診断法について提言を行うことができたこと
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