研究課題/領域番号 |
15K10749
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
山本 典生 京都大学, 医学研究科, 講師 (70378644)
|
研究分担者 |
中川 隆之 京都大学, 医学研究科, 講師 (50335270)
坂本 達則 公益財団法人田附興風会, 医学研究所 第5研究部, 研究員 (60425626)
岡野 高之 京都大学, 医学研究科, 助教 (60642931)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 蝸牛支持細胞 / 成長因子 / 単一細胞 / 網羅的遺伝子解析 / 内耳 / IGF1 / Netrin1 / 支持細胞 / Unc5B / Sox2 |
研究成果の概要 |
本研究では1.胎生13日目マウス内耳蝸牛単一細胞の網羅的遺伝子発現解析と2.蝸牛支持細胞を介したIGF1の有毛細胞保護メカニズムの解明を行った。1.では、感覚上皮予定領域マーカーSox2陽性細胞由来47個中6個以上のサンプルで発現し、34個のSox2陰性細胞全てで発現していないプローブは28個であった。このうち、1つの遺伝子がSox2陽性領域の一部に発現していることを形態的に確認した。2. では、薬剤障害時に、IGF1により蝸牛支持細胞で発現上昇するNetrin1がその受容体Unc5Bを介して蝸牛有毛細胞を保護することが分かった。つまり、支持細胞が有毛細胞保護に重要な役割を果たすことを示した。
|