研究課題/領域番号 |
15K10770
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
土井 勝美 近畿大学, 医学部, 教授 (40243224)
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研究分担者 |
日比野 浩 新潟大学, 医歯学系, 教授 (70314317)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | Rho/ROCK pathway / 突発性難聴 / 蝸牛 / 内耳虚血 / RhoA/ROCK pathway |
研究成果の概要 |
ROCK inhibitor(塩酸ファスジル)による突発性難聴・内耳虚血に対する新規治療法の確立を目指し、既存治療である副腎皮質ステロイド単独群、副腎皮質ステロイド+塩酸ファスジル群、そして塩酸ファスジル単独群の3群間で治療成績の比較を行った。塩酸ファスジル投与は、塩酸ファスジル60mg/日、9日間点滴静注で行った。ステロイド治療は、コハク酸ヒドロコルチゾンナトリウム500mg・100mg/日を各3日間ずつ、合計9日間点滴静注で行った。厚労省難治性疾患克服事業(高度難聴)調査研究班の判定基準に従い治療成績の判定を行った。副腎皮質ステロイド+塩酸ファスジル群が、最も優れた治療成績を示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果として、RhoA/ROCK pathway作動薬と副腎皮質ステロイドの併用による突発性難聴に対する新規治療法の開発が期待される。
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