研究課題/領域番号 |
15K10780
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
松岡 伴和 山梨大学, 大学院総合研究部, 講師 (30313810)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | アレルギー / 免疫療法 / バイオマーカー / 自然免疫 |
研究成果の概要 |
アレルゲン免疫療法におけるバイオマーカーの探索として、スギ花粉症患者の末梢血を用いて、ELIFABの測定系を樹立した。スギ花粉症に対してアレルゲン免疫療法(皮下免疫療法)を行っている患者では、ELIFABは有意に抑制されることが明らかとなった。 研究の本題である、スギ花粉症患者と健常者およびアレルゲン免疫療法を受けている患者の末梢血単核球のIL-27産生を検討したが、再現性の乏しいデータとなった。IL-27のプロモーター解析も思うような結果が得られなかった。試薬や細胞を保存していたフリーザーが故障したことが原因と考えられた。研究の期間は終了したが、現在も研究を継続している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アレルゲン免疫療法におけるバイオマーカーの探索として、皮下免疫療法にいてELIFABが有効なバイオマーカーとなる可能性を示した。現在、IgG4やIgEとの関連や、舌下免疫療法においても、同様にバイオマーカーとして用いることができるか、可能性も検討している。これらの検討は、現在広まりつつある舌下免疫療法を受けている患者様にとって、事情に有益になると考えられる。 一方、アレルギー性鼻炎におけるエピジェネティクスとして注目したIL-27のプロモーター解析は、十分な結果を示すことができなかった。しかし、可能性を否定するデータも得られていないので、今後さらに研究を継続し、結果を社会に還元したい。
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