研究課題/領域番号 |
15K10783
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
高原 潤子 岡山大学, 医学部, 技術専門職員 (80448224)
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研究分担者 |
西崎 和則 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (90180603)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 細胞・組織 / 移植・再生医療 / 脳・神経 / 移植 ・再生医療 |
研究成果の概要 |
本研究では、単一細胞移植による嗅覚神経細胞への分化率向上を目指し、骨髄由来間葉系幹細胞の単離、培養の方法について検討した。 フローサイトメーターを用いた細胞単離では、技術力を要因とする細胞の喪失が大きかった。そこで免疫磁気細胞分離法を用いて予め不要な細胞を除去し、目的とする細胞の存在頻度を高くすることを試みた。本研究で用いた免疫磁気細胞分離法は比較的簡便な方法であり導入しやすいという利点があった。しかしながら、組織からの細胞採取時のみにこの方法を行うだけでは間葉系幹細胞の分離・培養は難しいため、分離操作の回数を増やす等といった純度を上げる必要性があると考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
様々な細胞が存在する集団から存在頻度の非常に少ない細胞をソーティングするには、 熟練した技術力が必要であり、習得に多くの時間を要する。また、実験者によるデータの差も大きくなる。そこで本研究で得られた成果は、存在頻度の非常に少ない細胞をソーティングする際に生じる技術力等の問題を解決する上で有用な情報になると考えられる。
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