研究課題/領域番号 |
15K10829
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 久留米大学 |
研究代表者 |
佐藤 公則 久留米大学, 医学部, 客員教授 (70196228)
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研究分担者 |
千年 俊一 久留米大学, 医学部, 准教授 (20299514)
梅野 博仁 久留米大学, 医学部, 教授 (40203583)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 組織幹細胞 / 幹細胞システム / 幹細胞ニッチ / ヒト声帯粘膜 / 再生医療 / ヒト声帯 / 声帯星細胞 / 黄斑 / 声帯黄斑 |
研究成果の概要 |
ヒト声帯黄斑内の細胞は組織幹細胞の可能性が高まってきている。また細胞が密に分布するヒト声帯黄斑は、組織幹細胞を維持している微小環境(幹細胞ニッチ)である可能性が高まってきている。ヒト声帯粘膜の幹細胞システムを検討した。 ヒト声帯黄斑内の細胞は骨髄由来の間葉系幹細胞あるいは骨髄の間質細胞であるであることが示唆された。成人と新生児の声帯黄斑内の細胞は、分化度が低く、3杯葉への分化が可能であり、多分化能を持ち、杯葉を越えて分化する可能性がある細胞であることが示唆された。声帯黄斑内の細胞が幹細胞性を維持するためには、幹細胞ニッチとしてのヒト声帯黄斑の微小環境が重要であることが示唆された。
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