研究課題/領域番号 |
15K10837
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
黒川 徹 信州大学, 学術研究院医学系(医学部附属病院), 講師 (00324260)
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研究分担者 |
村田 敏規 信州大学, 学術研究院医学系, 教授 (50253406)
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連携研究者 |
浜野 英明 学術研究院, 医学系(医学部附属病院), 准教授 (10447724)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | IgG4関連眼疾患 / IgG4関連疾患 |
研究成果の概要 |
IgG4関連ミクリッツ病・IgG4関連眼疾患の病変の分布、血清ウイルス抗体価について検討した。病変は涙腺が最多であり、腫脹により複視や高眼圧を来す例があった。高度な視力視野障害は、視神経管および脳内の病変で認められた。ステロイドの内服により、病変は縮小し、血清マーカー値も低下した。 また、血清ムンプスIgG値が涙腺腫脹例で有意に低かった。加えて対照とは異なり、涙腺腫脹例で年齢とムンプスIgG値に正の相関が、年齢と血清IgG4値に負の相関の傾向が、血清IgG4値とムンプスIgG抗体価との間に弱い負の相関の傾向を認め、ムンプスウイルスに対する生体の反応とIgG4関連眼疾患の関連が示唆された。
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