研究課題/領域番号 |
15K10855
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
野田 航介 北海道大学, 医学研究院, 准教授 (90296666)
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研究分担者 |
神田 敦宏 北海道大学, 医学研究院, 特任講師 (80342707)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 糖尿病網膜症 / ポリアミン / 酸化ストレス / 眼細胞生物学 |
研究成果の概要 |
近年、糖尿病を含むさまざまな疾患においてポリアミンとよばれる生体内物質、およびその代謝酵素の役割が注目されている。本研究では、ポリアミン代謝酵素の糖尿病網膜症病態への関与とその産生機序を検討し、網膜グリア細胞において糖尿病網膜症類似刺激である低酸素により、ポリアミン代謝酵素であるスペルミンオキシダーゼ(Smox)の発現が亢進すること、その代謝反応により酸化ストレス増悪因子である過酸化水素およびアクロレインとよばれるアルデヒドの産生が増加することが示された。本結果は、低酸素により惹起される酸化ストレスの亢進にSmoxが寄与しており、糖尿病網膜症の病態形成に同分子が関与している可能性を示していた。
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