研究課題/領域番号 |
15K10857
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 旭川医科大学 |
研究代表者 |
川井 基史 旭川医科大学, 医学部, 助教 (80400109)
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研究分担者 |
中林 征吾 旭川医科大学, 大学病院, 診療助教 (00451469)
坪井 尚子 旭川医科大学, 大学病院, 医員 (40548848)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 緑内障 / 濾過手術 / 創傷治癒 / 緑内障手術 / 眼圧 / MCP-1 / マクロファージ / 線維柱帯細胞 / 細胞外マトリクス / 結膜線維芽細胞 |
研究成果の概要 |
房水中MCP-1濃度が高いと緑内障濾過手術成績が不良となることから、MCP-1の濾過胞瘢痕化メカニズムに着目した研究を行った。まず、ウサギ濾過胞にMCP-1を長期的に作用させると同部位に瘢痕化が生じるか検討した。その結果、同部位に炎症細胞の集積が観察された。さらに、ヒト結膜線維芽細胞とマクロファージを共培養すると線維芽細胞のα-SMA 発現が上昇した。以上より、緑内障濾過手術後、房水中に存在するMCP-1が濾過胞内へ移行し、単球/マクロファージを遊走し、濾過胞瘢痕化を促進すると推測された。本研究結果は房水中MCP-1の緑内障手術後濾過胞瘢痕化メカニズムを解明する上で重要な結果の一つとなった。
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